12mm径「アイレット28」とは
もしも太さ1cmの紐を通す穴の補強にハトメを使うなら、この「アイレット28」はお勧めです。 一段階小さいアイレット25ではやや小さい場合も、できあがる穴の内径が約12mmなので、程よい余裕がキープできます。
実際にこのアイレット28は、旗・横断幕などのロープ通し穴の補強の他としても使われることの多いサイズ。 横からみるとTの字型の「本体」と、輪っかのような平たい「座金」、この2つパーツを1セットとして、対象物を挟み込んで使います。
傘径は23mmありますので、取付けた後は直径12mmの穴の縁に、グルッと約6mmの均一な幅の金属縁ができます。 #28以降の数字がつくアイレット、アイレット28以上の製品は、穴の周りにできる縁が太くなり、この性質から、ある種の飾り(具体的にはバッグ等のアクセント)として用いられることも多くなります。
なお掲載画像の取り付け例は、アイレット28入門セットを使って厚み1mmの合革へ取付けたときの仕上がりの例です。 アイレット28本体高さが約8mmありますので、取付ける対象の合計厚み5mm以下のものへの取付けをお勧めしています。
またアイレット28以降の大きさから、工具でかしめるのに相応の力が必要となってきます。取付ける対象が薄いものの場合パワーの無い工具は注意が必要となります。 詳しくは本ページアイレット28の取付けについての項目をご参照ください。
パーツラボのアイレット一覧
アイレット28(真鍮製ニッケル)
名称 | アイレット28(真鍮製ニッケル) |
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サイズ | 内径12mm 傘径23mm 高さ8mm |
材質 | 真鍮 |
加工 | ニッケル鍍金 |
製造 | 日本 |
材質となっている「真鍮」という金属は、もともとは金色をしています。 このゴールド色の金属でまずアイレット28の本体をつくり、表面にシルバー色の鍍金をかけて、いかにも金具らしい白銀色に仕上げたものが本製品です。
真鍮は、鉄などに比べて加工しやすく腐食につよいのが特徴。 その上に異なる金属(ニッケル)をメッキとしてかけることで表面に皮膜をつくり、強度と美観を整えています。
この写真は分かりやすいように拡大していますので、ご購入の際にはアイレット28寸法数値をよくご確認いただきますようお願い致します。 実際のニッケル鍍金の色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。
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アイレット28(真鍮黒ニッケル)
名称 | アイレット28(真鍮製黒ニッケル) |
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サイズ | 内径12mm 傘径23mm 高さ8mm |
材質 | 真鍮 |
加工 | 黒ニッケル鍍金 |
製造 | 日本 |
真鍮でできたアイレット28の表面に黒ニッケル鍍金をかけて、ブラック色に仕上げたものが本製品です。 ブラック色といっても金属特有の光沢はあり、そのため光にあたるとピカッと光ります。角度によってはグレー色にも見え、クールな印象の金具となっています。
この写真は分かりやすいように拡大していますので、ご購入の際には寸法数値をよくご確認いただきますようお願い致します。 実際の商品の色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。
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アイレット28(真鍮製ゴールド)
名称 | アイレット28(真鍮製ゴールド) |
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サイズ | 内径12mm 傘径23mm 高さ8mm |
材質 | 真鍮 |
製造 | 日本 |
加工 | キリンス処理 |
真鍮という金属はもともと美しい金色をしています。何も足さず、真鍮そのもののゴールド色を活かしたのが、このアイレット28。 製造後、アイレットの表面を酸で洗いながす「キリンス」という処理を行なって仕上げています。
よく腐食加工が目的で「真鍮無垢のアイレット28はありますか?」とご質問をいただきますが、 キリンス処理済みのものでも加工可能な場合があります。 腐食加工をご予定の方は、一度利用予定の加工業者さまに「キリンス処理済みのものでも可能ですか?」とご質問ください。
こういった真鍮のゴールド色は、製造直後のものは本金メッキや代金メッキのものより色が少し青みがかって見えるのが特徴。 しかし真鍮のゴールド色は、本金メッキとは異なり、時間の経過とともにゆっくりゴールドの色味が深くなってゆき、独特の味わいを持ちます。
なお写真は見やすいように拡大して掲載しています。 ご購入の際には実際のアイレット28寸法数値をご確認いただきますようお願い致します。実際の真鍮ゴールド色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。
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アイレット28(真鍮製アンティーク)
名称 | アイレット28(真鍮製アンティーク) |
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サイズ | 内径12mm 傘径23mm 高さ8mm |
材質 | 真鍮 |
加工 | アンティーク鍍金 |
製造 | 日本 |
金古美鍍金とも呼ばれますが、当店ではアンティーク鍍金としています。素材の真鍮が下にありますので光のあて方によってゴールドがかって見えます。 ジーンズやデニム生地と相性がよいので、洋服のアクセントやカバンのアクセントとしてお使いください。
なお写真は見やすいように拡大して掲載しております。ご購入の際にはアイレット28の寸法数値をご確認いただきますようお願い致します。 また実際のアンティーク鍍金の色はご覧のモニターや、製造ロットにより、写真と異なる場合があります。
アイレット28アンティークの着色につきまして
アイレット28アンティークは、本体・座金ともに真鍮製の材料にアンティークの塗装をかけております。
座金の一部に着色ムラがございますが、サビ等ではなく不良品ではございません。ご了承ください。
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アイレット28(アルミ製)
名称 | アイレット28(アルミ製) |
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サイズ | 内径12mm 傘径23mm 高さ8mm |
材質 | アルミ製 |
製造 | 日本 |
アルミ材でつくったアイレット28。 アルミの特質はなんといっても軽くて柔らかく、よく伸びること。他のアイレット28で取付け失敗してしまった方は、本製品を一度お試しください。 打つために必要な力が、真鍮材・鉄材のものに比べて段違いです。
取付ける対象が薄いレースや紙の場合や、完成品の重量を少しでも軽く仕上げたいときにもお勧めです。
紙製の販促グッズ、具体的にはPOPスタンド等に通し穴をつくる場合などに重宝します。
なお本製品は、鍍金加工はおこなっておりません。金属のアルミそのままの色をしています。一円玉や、飲料アルミ缶の内側のシルバー色を思い出していただければ近いです。
なお写真は見やすいように拡大して掲載しております。 ご購入の際には実際のアイレット28寸法数値をご確認いただきますようお願い致します。 また実際のアルミの色味はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。
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アイレット28入門セット(アイレット28用手打棒+アイレット28)
名称 | アイレット28入門セット |
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セット内容 |
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工具サイズ | ・手打ち皿(直径:約45mm×厚み:約 26mm)・手打ち棒(太さ:約25mm×長さ:約125mm) |
製造 | 日本 |
「大きいハトメを取付けたくて購入したのに持っている工具が合わない…」ということのないよう、当店アイレット28にぴったり合う工具をセットしたのが本製品です。
アイレット28手打ち工具がSK鋼材の焼入れのプロユースの製品であるのに対し、 本製品「アイレット28入門セット」の手打工具は、鉄材のエントリーモデル。 しかし「試しに打ちたい」「ハトメはさほど使わない」という方であれば、充分に使用に耐えうるコストパーフォーマンスの高い製品です。
材質は生鉄となるため、鉄錆が浮かぬよう使用後はサッと拭いて収納ください。 金属でできた道具類は、使用後の軽いメンテナンスの有る無しで、製品の寿命が伸びます。
またアイレット28を取付けるための穴あけ工具をお持ちでない方はハトメ抜き12mmをご検討下さい。 既に取付ける対象の物に穴があいている場合は不要ですが、これから穴をあける必要がある方はご検討ください。
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アイレット28の取付け
ハトメを取付けるということは、「力を加えて金属を変形させる」ということですが、実はアイレット28ぐらいから工具を選ぶようになります。 その理由は、「取付けるハトメが大きくなる」ということは、「変形させる金属の量も多くなっている」からです。
具体的には、当店販売中のハンドプレス機(ゴム手)は一段式「S型」のため、少々パワーが足りません。 そのため真鍮製アイレット28を厚み1mm以下のものに取付けようとした場合、下の下まで打ち込むことが難しくなります。
- 取付ける対象が1mm以下でなく、ある程度の厚みがあればアイレット28の取付け自体は問題ありません。
- アルミ製のアイレット28ならば問題ありません。
- これは当店のハンドプレス機に限りません。
アイレット28の取付け工具について
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手打工具で取付ける
取付ける対象の形や大きさに制約をうけにくい。大きいシートの真ん中に取付ける場合や、立体物に取付ける場合 -
ハンドプレス機で取付ける
静音性と作業性に優れいている。大量に取り付ける必要がある場合対象できるハンドプレス機に、アイレット28用打駒をセットして取付けてください。
パーツラボで確認した対応できるハンドプレス機は以下です。 詳しい取付け方法は、手打ち工具を使ったハトメの取付け方をご参照ください。
またいずれの場合も、対象物にアイレット28を取付ける前に、直径約12mmの穴あけが必要です。 既に穴があいている場合は不要ですが、あいていない場合は以下の製品をご検討ください。
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