小判ハトメとは
通常のハトメが、正円の穴をあけて保護するのに対し、小判ハトメは楕円の穴のハトメ。 多くは鞄などの袋物に使用されます。バッグの紐を通す箇所に、デザインや補強金具として使用されます。
ただハトメが点対称の図形であるのに対して、「小判ハトメ」は線対象の図形となるため、取付けが少々難しいのが難点。 小さいものであればハンドプレス機用の打駒がありますが、基本は手打ちとなります。 手打ちの場合は、何度か練習していただく必要があります。
稀に「小判ハトメ用のハンディ式のハトメパンチはありませんか?」とご質問いただきますが、当店の知る限りはございません。
それに加え、ハトメの形状にあわせた穴あけポンチ(ハトメ抜き)と工具が、前述のとおり線対称の図形となるため、通常のハトメ工具に比べて高価になります。 もともと小判ハトメは、サイズによっては工具がご用意しにくい製品です。普通のハトメに比べると少々導入コストが高めであるとお考えください。
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