幅18mm用先止め金具
先止め金具は、その名の通り袋紐などの先に噛ませる、紐「先」を「止める」金具です。 単純に「サキドメ」と呼ぶこともあります。
革紐や布製紐であればキチンと縫製することで解れる事はありませんが、ポリプロピレン製の袋紐(PP紐)などの先端などに使われます。 紐の幅にあった先止め金具を噛ませて袋紐のほつれ防止に使わう訳です。 ポリプロピレンの長繊維でできた袋紐は、カットした端からほつれてしまいますから、先端を処理したうえで先止め金具で保護すると、美観をととのえ製品を長持ちしてお使いいただけます。
先止めは、未加工の状態だと「く」の字形の折れた形状になっており、内側に3コ+2コの計5コの刺のようなツメが付いています。 この先止め金具は幅18mmですので、紐の幅18mmのものに合わせ、叩いて噛ませます。
取付けはペンチにあて木やあて布をして、テープに「く」の字型の本体を噛ませるように折ってください。 数が多い場合はハンドプレスで取付ける為の専用駒がオススメです。ご入用の方はお手数ですが別途お問い合わせください。
ポリプロピレン厚地テープ(PPテープ・リプロンテープ)では、幅18mmはテープとしても製造されている寸法です。 2cm弱でやや細めですので、首かけ用の紐、吊り下げ・首さげ型の製品の紐としてよく使われます。
幅18mmですので、幅18mmのシンプルな四角いカン金具小カン1.8×18×7や角カン2×18×9、角カン2×18×12を小さい袋やポーチの接続用にお使いいただくのもオススメです。 もちろん美錠410内径18mmや、同じく18mm幅の一本線送り18mmをお使いいただくことでグッと便利で使いやすいパーツとなります。
ゆとりを持って接続させたい時は、Dカン内径18mmや、月カン18などは同じ内径18mmの接続金具としてオススメ。 また自由に接続開閉ができる18mm鉄砲ナスカンやなすカン18アミナスM-1もまた幅18mm寸の紐使用を想定していますので、用途にあわせてご検討ください。