隅金3.0×25
バッグやケースの蓋、ボードの角、手帳表紙の角、こういった平らな板状の部材の擦り切れ防止の角補強金具「隅金」の厚み2.8mmないし2.7mm用です。
とくに紙製品、ボール紙・合紙でできた表紙やボードなどの劣化防止におすすめです。
対象の保護のほか、角で怪我をしないための安全目的でもお使いいただけます。
何もしてない状態の「隅金3.0×25」厚みが3.0mmですので、実際には対象の厚みが2.8mm程度のものに取り付けていただき、グッと閉じるように叩いて締めください。
取り付けると、角に25mm×25mmにわたって、約2.5mm幅の縁ができます。
隅金(コーナー金具)の取付について
大量取り付けする場合はハンドプレス用の打駒:隅金(コーナー金具)金具用もあります。ペンチをお持ちの場合はペンチでギュッと挟んでください。
ペンチをお持ちでない場合は角をキチンと合せて、木鎚・トンカチ等で叩くことで取付することもできます。
隅金3.0×25ニッケルの場合、4つ角分+1コ予備に扱えますので、一度取付対象にテストしてみることをお勧めします。
取り付ける対象の素材にもよりますが(紙/プラ/木材/革/布など)、以下のものを併用して、取付ける場合が多いです。
基本的には、鉄の板である隅金を力を加えて変形させて布に食い込ませて取付します。
今回はスタッフの私物のメガネケースの蓋に隅金をつけてみます。
隅金取付に使ったもの
- ペンチ
- あて布(今回は革を使いました)
- (必要であれば)ボンド
- まず蓋の厚み(取り付ける対象の厚み)が隅金の厚さ(この製品なら3.0mmよりも薄いものであるか確認します)。
- 蓋のほうは約2.0mmでしたので、問題なしと判断しました。革を二枚重ねて縫っている場合、厚みが増していますので、実際に角に使う場合は、厚みの計測にご注意ください。
- 角に合わせてみました。ペンチでかしめてる間に、意外とずれてきてしまいますので、この時に仮留めように接着剤ボンドなどを使っても良いです。
- あて布(今回は革)を被せて、ペンチでギュッと挟みます。この時、できれば隅金の全体がペンチにあたるように意識してください。
- 出来上がりです
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