アイレット25
10mm径「アイレット25」とは
アイレット25は穴の直径が約10mmになる大きめのハトメ(※1)。 直径が約1cm穴の補強金具です。
とくにこのアイレット25は、旗、洋風たてす、サンシェードなどのロープ通し穴補強用に使われるサイズ。
パーツラボで販売している真鍮製とアルミ製の二種は、雨風に晒されても鉄錆が出ません。※2
またアイレット25は、表面に出る傘径19mmですので、直径1cm穴の周囲に幅4.5mmのしっかりした金属縁ができ、 ガッチリ存在感あるアイレットリングとして仕上がるのが特徴。
金具本体の高さは7mmありますので、取付ける革や布の合計厚みが4mm以下のものを目安にお使いください。
※1：大きめのハトメをアイレット(Eyelet)と呼ぶのは国内の金属付属業界だけで、海外ではハトメの大小に関わらずEyeletです。
※2：現在は少量販売していませんが、ステンレス製のアイレット25もございます。
パーツラボのアイレット一覧
アイレット25(真鍮製ニッケル)
| 名称 | アイレット25(真鍮製ニッケル) |
|---|---|
| サイズ | 内径9.5mm 傘径19mm 高さ7mm |
| 加工 | ニッケル鍍金 |
| 材質 | 真鍮 |
真鍮製のアイレット25番にニッケル鍍金をかけました。 真鍮は本来ゴールド色をしているのですが、表面に鍍金をかけて、いかにも金具らしいシルバー色に。 ニッケル鍍金は金属製日用品の鍍金としてよく使われる鍍金ですので、どなた様でも馴染みのあるスタンダードな白銀色の金具となっています。
この写真は分かりやすいように拡大していますので、ご購入の際にはアイレット25の寸法数値をよくご確認いただきますようお願い致します。 実際のニッケル鍍金の色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合がありますのでご了承ください。
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アイレット25(真鍮製黒ニッケル)
| 名称 | アイレット25(真鍮製黒ニッケル) |
|---|---|
| サイズ | 内径9.5mm 傘径19mm 高さ7mm |
| 加工 | 黒ニッケル鍍金 |
| 材質 | 真鍮 |
黒ニッケル鍍金は、メタリックな光沢を保ったブラック色で、光の当たり方によってはグレーにも見えます。
真鍮製の本体に重ねた鍍金は、表面にキズがつきにくくし日用品でお使いいただいても問題ないよう保護します。 真鍮製ですから、安価な鉄製に比べ比較的柔らかく加工しやすいのが特徴。鉄錆のような茶色い錆は出ません。
この写真は分かりやすいように拡大していますので、ご購入の際にはアイレット25の寸法数値をよくご確認いただきますようお願い致します。 実際の黒ニッケル鍍金の色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。
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アイレット25(真鍮製ゴールド)
| 名称 | アイレット25(真鍮製ゴールド) |
|---|---|
| サイズ | 内径9.5mm 傘径19mm 高さ7mm |
| 加工 | キリンス処理 |
| 材質 | 真鍮 |
キリンス処理により真鍮本来のゴールド色を生かしたアイレット25になります。
キリンスは真鍮製のハトメの製造の際の汚れなどを洗いながして、真鍮本来のゴールド色（生の真鍮はゴールドの色をしています）を出しています。 キリンス処理による真鍮ゴールド色は、時間の経過とともに徐々に色に深みが出てきます。
よく腐食加工を目的に「真鍮無垢のアイレット25はありますか？」とご質問いただきます。腐食加工が目的の場合、キリンス処理のものでも加工できる場合が多いです。 こういった目的でお探しの方は、いちど加工業者さまに「キリンス処理のものでも加工可能ですか？」とご質問ください。
なお写真は見やすいように拡大して掲載しております。ご購入の際には実際のアイレット25寸法数値をご確認いただきますようお願いいたします。 実際のキリンス処理のゴールド色は、ご覧のモニターにより写真と異なる場合がありますのでご容赦ください。
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アイレット25(真鍮製アンティーク)
| 名称 | アイレット25(真鍮製アンティーク) |
|---|---|
| サイズ(mm) | 内径9.5mm 傘径19mm 高さ7mm |
| 加工 | アンティーク鍍金 |
| 材質 | 真鍮 |
アンティーク鍍金は、焼けたような銅色、ブロンズとも呼ばれる鍍金になります。 ジーンズやデニム生地と相性がよいので、洋服のアクセントやカバン金具など、装飾品への金属付属品としてオススメです。
なお写真は見やすいように拡大して掲載しております。 ご購入の際には実際の寸法数値をご確認いただきますようお願い致します。 またアンティーク鍍金の色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。
アイレット25アンティークの着色につきまして
アイレット25アンティークは、本体・座金ともに真鍮製の材料にアンティークの塗装をかけております。
座金の一部に着色ムラがございますが、サビ等ではなく不良品ではございません。ご了承ください。
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アイレット25(アルミ製)
| 名称 | アルミ製アイレット25 |
|---|---|
| サイズ (mm) |
内径9.5mm 傘径19mm 高さ7mm |
| 材質 | アルミ製 |
アルミ製のアイレット25番です。 このアルミ製アイレットには鍍金をかけておらず、アルミ特有の白っぽい銀色がそのまま地肌になっています。 自販機などで売っている飲料アルミ缶のウラ面の色など思い出していただければ、だいたい近い色合いです。
アルミは、真鍮もちろん鉄よりも柔らかいので、一番加工しやすくはありますが、非常に金具自体が軽いのが特徴。 取付ける布や革が薄く、軽い仕上がりにしたいときはアルミがオススメです。
なお写真は見やすいように拡大して掲載しております。ご購入の際には実際の寸法数値をご確認いただきますようお願い致します。また実際の商品の色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。
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アイレット25入門セット（アイレット25用手打棒＋アイレット25）
| 名称 | アイレット25入門セット |
|---|---|
| セット内容 |
|
| 材質 | 打棒：鉄／アイレット25：真鍮製orアルミ製 |
| 製造 | 日本 |
アイレット25用手打棒と、お好きなアイレット25を選んでご購入いただけるセット品。金具も工具も国内製造しています。
手打棒だけでなくハトメパンチにも言えることですが、総じてハトメ工具は、ハトメが大きくなるにつれ工具側に相応の重みがないと非常に打ち難くなります。
その点当店の手打棒には、身がつまった、金属ならではの「ズシン」とした重みがあります。
使い方については手打ち工具を使ったハトメの取付け方をご参照ください。
プロ用SK鋼材でつくられたアイレット25手打ち工具よりも、強度の低い品ですが「試しに打ちたい」「取り付ける数量が100以下」という方であれば充分に使用に耐えうる製品です。 材質は生鉄のため、鉄錆が浮かないようご利用後は表面をサッと拭いていただくことをお勧めしています。
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入門用アイレット工具の真鍮製、アルミ製への利用
本来はアイレット手打ち工具は、アルミ製のもの用と真鍮製のもの用、別々のものを使います。 しかし当店ではテストのうえ、アルミ製・真鍮製でも同じ手打ち工具をご提供しています。 仕上がりの違いは以下の通りです。
アイレット25入門セットで、厚み1mmの革にアイレット25（真鍮製ゴールド）を打った時の仕上がり例です。 裏面が丸潰しで処理され、きれいなアイレットリングができています。 真鍮製のアイレット25を打つ場合は、厚みは2mm以上あったほうが望ましいです。
こちらは入門セットでアイレット25（アルミ製）を打った場合の仕上がりです。 同じく厚み1mmという薄い革ですが、緩むことなくキチッと固定されます。
しかし取付けた後に（真鍮に比べて）表面のハトメの縁に少し同心円状のラインができています。 アルミ製アイレット25を打った場合は表面に出る「傘」の周囲にうっすら縁ができることを予めご了承ください。
アイレット25のアルミ製専用の手打ち工具がご入用の方はお手数ですがお問い合せください。
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アイレット25の取付け方法
取付けは、まず直径10mm程度の穴をあけて、穴に本体足を通して座金で裏側から挟みこみ、叩いて潰すことが基本です。 利用する工具によって手順が異なります。
- 手打ち工具を使う場合…
ハトメ抜き10mmなどで穴をあけてから、 アイレット25手打ち工具やアイレット25入門セットで足を潰すように叩きます。
当店の専用の工具の場合、裏面にはアイレットリングができます。 - ハンドプレス機を使い場合…
ハンドプレスをお持ちの方は、打駒：アイレット25用をセットしてお取り付けが簡単に確実にすませらせます。 布や革の場合は、ハンドプレス機に取付ける用の打駒：穴あけ用もありますので、たくさんアイレットを打つ必要がある方はあわせてご検討ください。
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