アイレット32
パーツラボのアイレット一覧
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「アイレット32」は、18mmの大きいハトメです。
傘径34mmありますので、取付けると直径18mm穴の周囲に、約7mmの幅の金属縁ができます。
アイレット32の「高さ」は約10mmありますので、取り付ける対象の厚みが合計7mm以下のものを目安にお使いください。 アイレット30と同じく、バッグの装飾用アクセントや、テント紐通しによく使われるサイズ。
また本製品は通常、ハンドプレス機で取付けることができる最大サイズのアイレットとなります。 というのも、ハトメは大きくなればなるほど、工具も大きいものになってしまいます。 これよりも大きいアイレット35は、ハンドプレス打駒が大きくなりすぎて製造し難いサイズとなります(※注)。
別注でつくれないこともないですが、あくまで別注扱いとなります。
パーツラボのアイレット32は真鍮製とアルミ製を常時お取り扱いしております。 真鍮製は腐食につよく、アルミ製はよく伸び加工しやすいのが特徴です。 真鍮製できれいに取り付けられなかった方は、柔らかいアルミ製を一度お試しいただくのは良いかもしれません。
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名称 | アイレット32(真鍮製ニッケル) |
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サイズ | 内径18mm 傘径34mm 高さ10mm |
材質 | 真鍮 |
加工 | ニッケル |
真鍮でつくられたアイレット32の表面にニッケル鍍金をかけています。ニッケルが持つ金属特有の美しいシルバー白銀色です。 安価な鉄製金具と異なり、風雨に晒される環境であっても赤茶けた鉄錆は出ません。
この商品写真は分かりやすいように拡大していますので、ご購入の際にはアイレット32寸法数値をよくご確認いただきますようお願い致します。 実際のニッケル鍍金の色は、ご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。
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名称 | アイレット32(真鍮製黒ニッケル) |
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サイズ | 内径18mm 傘径34mm 高さ10mm |
材質 | 真鍮 |
加工 | 黒ニッケル |
真鍮製アイレット32の表面に黒ニッケルの鍍金をかけました。スズと亜鉛の合金鍍金で、黒銀色の地肌となります。
この写真は分かりやすいように拡大していますので、ご購入の際にはアイレット32の寸法数値をよくご確認いただきますようお願い致します。 実際の黒ニッケル鍍金の色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。
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名称 | アイレット32(真鍮製ゴールド) |
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サイズ | 内径18mm 傘径34mm 高さ10mm |
材質 | 真鍮 |
加工 | キリンス処理 |
キリンスとよばれる酸洗いの処理を行ない、真鍮本来の金色(生の真鍮は金色をしています)を出したのがこのゴールド色です。 こういった真鍮のゴールド色は本金メッキや一般の金メッキよりも色が少々青みがかって見えるのが特徴で、使っていくうちに銅っぽい落ち着いた金色となっていきます。
なお写真は見やすいように拡大して掲載しております。ご購入の際にはアイレット32の寸法数値をご確認いただきますようお願い致します。 実際のゴールド色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。
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名称 | アイレット32(真鍮製アンティーク) |
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サイズ(mm) | 内径18mm 傘径34mm 高さ10mm |
材質 | 真鍮 |
加工 | アンティーク |
アンティーク鍍金、または金ブロンズと呼ばれる鍍金加工をほどこした大型の真鍮製ハトメ「アイレット32」です。 ジーンズやデニム生地と相性がよいので、洋服のアクセントやカバンのアクセントとしてどうぞ。
なお写真は見やすいように拡大して掲載しております。ご購入の際にはアイレット32の寸法数値をご確認いただきますようお願い致します。 また実際のアンティーク鍍金の色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。
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名称 | アイレット32(アルミ製) |
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サイズ(mm) | 内径18mm 傘径34mm 高さ10mm |
材質 | アルミ製 |
アルミ材でつくったアイレット32です。表面に鍍金をかけていませんので、アルミ本来のシルバー色をしています。 よく伸びますので、アイレットを打つのに不安がある方におすすめ。金具そのものが軽いため、紙類や薄手の布などに適する場合があります。
なお写真は見やすいように拡大して掲載しております。 ご購入の際にはアイレット32の寸法数値をご確認いただきますようお願い致します。 また実物のアルミ材の色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。
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名称 | アイレット32手打ち工具 |
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内容 | 手打棒1本 打皿1コ |
シンプルで自由度の高いアイレット32用の手打ち工具。 SK鋼材でつくられたドッシリした金属の塊で、適度な重みがあります。 過度に軽量化していませんので、アイレット32のような大きめのハトメでも、キチンとかしめることができます。
なお本製品で、アルミ製・真鍮製いずれのアイレット32も打てることをテスト済みです。 取付け前に事前に穴あけが必要ですが、穴あけポンチをお持ちでない方は ハトメ抜き18mmをご検討ください。
アイレット32取付け工具として、以下の2種をご案内しています。
手打工具の場合の作業の流れは以下の通りです。
大きいアイレット32といっても、作業の流れは丸潰しハトメとほぼ同じですので、詳しくは手打ち工具を使ったハトメの打ち方をご一読ください。
大量にお取付けする場合は、ハンドプレス機に打駒:アイレット32用を取付けて打つことをおすすめしています。 各工具の特徴、使い分けについてはハトメ工具の種類をご一読ください。
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「アイレット32をだいぶ薄いものに取付けたいのですが、余った足はどうなりますか?」とご質問いただきましたので、ご説明します。
掲載画像は、アイレット32(アルミ製)に何も挟まず打ったときの裏面の仕上がり方です。
長い袖をクルクルっと腕まくりしていくようなイメージで、足が丸くひっくり返って仕上がります。 これは当店のアイレット32が、鉄よりもよく伸びる真鍮材・アルミ材であることも関係しています。
本ページ冒頭の取付け例も、アイレット32(真鍮製キリンス)を、手打工具をつかって厚み1mmという薄い革に取付けた仕上がり写真です。 このことからもキチンとした工具があれば、アイレット32の足は余っても丸く潰れてくれるということができます。
しかし取付ける対象が薄すぎて、アイレット32が周りから落ちそうになる場合は、穴が開いたドーナッツ型の丸い「芯材」(あて布)をつくり、取り付ける対象の厚みをハトメ部分だけ嵩上げ・補強することもあります。
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