カシメ・ハトメ専門店パーツラボ

15mm大きいハトメ「アイレット30」真鍮・アルミ製を販売中

アイレット30

アイレット30の直径1.5cmの穴の周りには6mm強の均一な金属縁ができます

アイレット30を適切な工具で取付けると、裏面に座金とともに二重のリングができます(アイレットリング)

15mm径「アイレット30」とは

アイレット30は、取付後の穴の内径が約15mmになる大きいハトメ。 当店では大きいハトメをアイレットと呼んで販売していますが、 アイレット30はまさに、「鳩の目」という金具のイメージを超え、「飾り」として存在感があります。 実際バッグなどに装飾用アクセントとして使われるサイズです。

傘径28mmですので、取付けると穴の縁に約6.5mmの均一な幅の金属縁ができます。 裏面には座金がつき、丸潰しにして留める構造。 また本体の高さ9mmですので、取付ける対象の厚み合計が6mm以下のものを目安にお使い頂くことをお勧めしています。

なお当店取り扱いのアイレット30以外に、高さ14mmの足長タイプのアイレット30もございます。 現在は少量販売していません。このアイレット30足長タイプの場合は、厚み11mm以下のものにもお使いいただけます。

もちろん装飾用途だけでなく、シート屋外テントロープ穴用にも使われています。 パーツラボではそれら用途にあうよう、屋外使用でも問題ない真鍮製、軽くて柔らかいアルミ製を販売しております。
(ステンレスSUS304のアイレット30は、ただいま少量販売しておりません。ご希望の方はお見積りしますのでお問い合せください)

ただ一点ご注意いただきたいのが、ハトメは大きくなればなるほど、取付ける力も大きいものが必要となること。 詳しくは、アイレット30の取付けについてをご一読ください。

パーツラボのアイレット寸法一覧

アイレット30(真鍮製ニッケル)

アイレット30(真鍮製ニッケル)外観と寸法

名称アイレット30(真鍮製ニッケル)
サイズ内径15mm
傘径28mm
高さ9mm
材質真鍮
加工ニッケル鍍金
製造日本

アイレット30の鍍金の色見本

真鍮でつくったアイレット30表面にニッケル鍍金をかけ、シルバー色に仕上げた製品です。 真鍮という金属は、鉄に比べて価格も高価なのですが、腐食につよく、長くお使いいただけます。

しかし真鍮そのものはゴールドの色をしているため、別の金属(ここではニッケル)をメッキとしてかけて白銀色に仕上げた訳です。 こうすることで色をシルバーにするだけでなく、表面に薄い皮膜をつくって金具そのものを保護することができます。

なお真鍮製アイレット30ニッケルの商品写真は分かりやすいように拡大していますので、ご購入の際には寸法数値をよくご確認いただきますようお願い致します。 実際ののニッケル鍍金の色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。

パーツラボのアイレット寸法一覧

アイレット30(真鍮製黒ニッケル)

アイレット30(真鍮製黒ニッケル)外観と寸法

名称アイレット30(真鍮製黒ニッケル)
サイズ内径15mm
傘径28mm
高さ9mm
材質真鍮
加工黒ニッケル鍍金
製造日本

アイレット30(真鍮製黒ニッケル)の黒ニッケルの色見本

真鍮製のアイレット30の表面に、黒ニッケルの鍍金をかけて仕上げました。 黒ニッケル鍍金はブラックシルバーと呼んでも良いような黒銀色。 メタリックな光沢がありますが、黒い地肌で自己主張せず、角度によって見え方が異なるのも特徴です。

真鍮製ですから、比較的 加工しやすく、腐食につよいのもポイントです。 日用品パーツとしてお使いいただいても、鉄錆が出るという事もありません。

なお、この真鍮製アイレット30黒ニッケルの商品写真は分かりやすいように拡大していますので、ご購入の際には寸法数値をよくご確認いただきますようお願い致します。 実際の黒ニッケル鍍金の色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。

パーツラボのアイレット寸法一覧

アイレット30(真鍮製ゴールド)

アイレット30(真鍮製ゴールド)の外観と寸法

名称アイレット30(真鍮製ゴールド)
サイズ内径15mm
傘径28mm
高さ9mm
材質真鍮
加工キリンス処理
製造日本

アイレット30(真鍮製ゴールド)の色見本

アイレット30の本体生地となる真鍮という金属は、元々ゴールドの色をしています。 この真鍮の持つ美しいゴールド色をそのまま活かしたのが本製品。 キリンスという、ハトメ製造時の汚れを酸で洗いながす加工処理をおこなっています。

キリンス処理をした製造直後の真鍮のゴールド色は、本金メッキや一般の金メッキよりも少々青みがかって見えるのが特徴。 本物の金をつかったメッキとは異なり、時間の経過とともにゴールド色がだんだん深く、味わい深いものとなります。

購入後、腐食加工することを目的に「真鍮無垢のアイレット30はないですか?」とご質問をうけますが、キリンス処理のものでも加工可能な場合が多いです。 腐食加工をお考えの方は、実際に加工をおこなう業者さまに「キリンス処理のものでも可能ですか?」とお問い合わせください。

真鍮製アイレット30ゴールドの商品写真は見やすいように拡大して掲載しております。 ご購入の際には実際の寸法数値をご確認いただきますようお願い致します。 実際のキリンスの色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合がありますので、ご了承ください。

パーツラボのアイレット寸法一覧

アイレット30(真鍮製アンティーク)

アイレット30(真鍮製アンティーク)外観と寸法

名称アイレット30(真鍮製アンティーク)
サイズ(mm)内径15mm
傘径28mm
高さ9mm
材質真鍮
加工アンティーク鍍金
製造日本

アイレット30(真鍮製アンティーク)の色見本

金具の表面にアンティーク鍍金、または「金ブロンズ」とも呼ばれる鍍金加工をおこなったアイレット30です。 本体素材である真鍮は元々ゴールド色をしていますので、金色味が強いブロンズ色と言って良いかもしれません。

ジーンズやデニム生地と相性がよい鍍金カラーですので、洋服や鞄のアクセントとしても使われます。 真鍮ですので、水濡れの場であっても鉄錆は出ません。製造、鍍金加工とも国内工場で行っています。

なお真鍮製アイレット30アンティークの写真は、見やすいように拡大して掲載しております。 ご購入の際には実際の寸法数値をご確認いただきますようお願い致します。 また実際のアンティーク鍍金の色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。

パーツラボのアイレット寸法一覧

アイレット30(アルミ製)

アイレット30(アルミ製)の外観と寸法

名称アイレット30(アルミ製)
サイズ(mm)内径15mm
傘径28mm
高さ9mm
材質アルミ製
加工なし
製造日本

アルミ製アイレット30の色見本

アルミ製のアイレット30です。 表面に鍍金をかけていませんので、アルミそのもののシルバー色をしています。 ニッケル鍍金よりも少し白っぽい銀色で、飲料用アルミ缶の金属部分の色を思い出していただくと近いです。

真鍮よりもずっと柔らかくよく伸びますので、アイレット30の取り付けにどうしても失敗してしまう場合、一度アルミ製の本製品をお試しいただくことをお勧めしています。

またアルミ製アイレット工具は、本来は真鍮製アイレット用とは違う物を使います(入門用アイレット工具の真鍮製、アルミ製への利用)。 しかし当店ではテストの結果、問題なしと判断して真鍮用アイレット30工具をご案内しています。 仕様の都合で、アルミ用アイレット30専用の手打工具が必要な方は、お手数ですがお問い合せください。

なおアルミ製アイレット30の商品写真は見やすいように拡大して掲載しております。 ご購入の際には実際の寸法数値をご確認ください(ただし厳密な数字をお約束するものではありません)。 また実際のアルミの色は、ご覧のモニターにより写真と異なる場合がありますのでご容赦ください。

パーツラボのアイレット寸法一覧

アイレット30入門セット

アイレット30入門セット

ニッケルメッキ 黒ニッケルメッキ キリンス アンティークメッキ

名称アイレット30入門セット
セット内容
  • 入門用アイレット30手打工具
  • 以下からお好きなアイレット30を1袋
    • 真鍮製 ニッケル(5セット入)
    • 真鍮製 ゴールド(5セット入)
    • 真鍮製 黒ニッケル(5セット入)
    • 真鍮製 アンティーク(5セット入)
    • アルミ製(5セット入)
材質打棒:生鉄
アイレット30:真鍮もしくはアルミ
製造日本

アイレット30用手打棒と、お好きなアイレット30を選んでご購入いただけるセット商品です。 アイレット30の形状に合わせてつくった打棒と打皿が、裏面を丸潰しで仕上げてくれます。

プロ用のアイレット30手打ち工具はSK鋼材をつかい表面に焼入れをいれて仕上げていますが、本製品の本体は生鉄です。 そのため使用後は、鉄錆が浮かないよう、サッと拭いて収納ください。

プロ用に比べれば強度は低いですが、 工具自体に相応の重さがありますので、アイレット30をシッカリ打ち込む事ができます。 「試しに打ちたい」「数百コもハトメを打たない」という方であれば、何度か練習していただくことで、コツを掴んで頂けるかと思います。

また、穴あけ工具をお持ちでない場合はハトメ抜き15mmをご検討ください。

パーツラボのアイレット一覧

アイレット30の取り付けについて

ハトメが大きくなればなるほど、ハトメ打ちに必要な力は大きくなります。 そのためアイレット30の取り付けには、工具にも相応のパワーが必要になり、道具によってはアイレット30本体を潰しきることができません。

具体的には、ハンドプレス機を使って取り付ける場合、当店販売中の一段式S型のハンドプレス機(ゴム手)では下まで打ち込むことができません。 もう少しレバーと本体が大きい機種を選んでいただく必要があります。

手打工具の場合は、打ち込む力は使う人間次第になります。実際、当店の力の弱いスタッフが真鍮製アイレット30を打ち込もうとすると、厚み1mm程の革に取付けることは難しかったようです。 しかし以下の点をご注意いただくことで幾分状況は変わります。

  • まず工具自体がシッカリした身のつまった金属であること
  • 金槌もできれば重いものであること(木槌で無理な場合は、重みのある金槌に変えてみてください)
  • 打皿の下、作業する場所は硬くて力を跳ね返すような場であること

個数や、取付ける対象によって最適な道具は変わりますが、アイレット30用の工具をご紹介します。

ハンドプレス機をお持ちの場合
S型より大きいハンドプレス機をお使いください。 打駒:アイレット30用ハンドプレスに取り付けて打つスタイルが基本です。 詳しくはハンドプレス機を使ったハトメの打ち方もご参照ください。
とりあえずアイレット30を打ってみたい場合
アイレット30入門セットご検討ください。 力が弱くて失敗する場合は、前述のポイントとともに、 手打ち工具を使ったハトメの取付け方を参考に何度か練習してください。 また真鍮だけでなくアルミ製のアイレット30もご検討ください。
ハンドプレスではなく、長持ちする手打ち工具がご入用の場合
アイレット30手打ち工具をご検討ください。 この工具の材質である「SK鋼材」というのは炭素が入っているため、たいへん硬いのです。またアイレット30のカーブに対し慎重に合わせてつくっていますので、非常に精度の高い製品となっています。

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